事業が拡大してくると、作業が増えて自分一人では仕事を回すのが大変になってきますよね。

そんな時は人を雇って仕事を任せていくことになります。

人を雇うといっても大まかには2種類あり、1つは外部スタッフを雇う方法と、もう1つはアルバイトやパートを雇う方法があります(社員は今回除きます)。

物販では外部スタッフを雇って仕事を回している人も多いと思いますが、何らかの理由で外部スタッフではなくアルバイトやパートを雇う必要がある方もいるんではでないでしょうか?

ただ、外注さんを雇う感覚でアルバイトやパートを雇うと失敗する可能性があります。

今回は、初めてアルバイトやパートを雇うに気をつけるべきことを、自分の経験をベースにお伝えしたいと思います。

外部スタッフとアルバイトの違い

外部スタッフとアルバイトの違いは、雇用関係にあるかどうかです。

外注さんとの間には雇用関係が無いため上下関係のない対等な関係と言えますが、アルバイトは雇用関係になるため必要な手続きが多くなります。

外注さんであれば、お願いする仕事が無くなったりした場合には契約の解除を申し出れば良いのですが、アルバイトの場合はそうはいきません。もう人手が必要なくなったから、こちらの都合で解雇ということができません。厳密には可能ですが、基本的にはできないと思ってください。

そのため、アルバイトは闇雲に採用してはいけません。初めてアルバイトを採用するということであればなおさらです。後々のトラブルを避けるためには、僕自身の経験から気をつけるべきことをまとめてみました。

1.契約書をちゃんと交わす

僕の知り合いで飲食店を経営している人がいますが、その人はアルバイトを採用しているのにもかかわらず契約書を作成していないそうです。契約書を作成することは法律で義務づけられています。

面倒だしよくわからないからなどの理由でやらないのは論外です。

また、シフトを組んで出勤してもらっているのに、業務委託契約をしている会社なんていうのもあります。ばれなきゃいいと思うかもしれませんが、労働基準監督署に相談されてしまうとほぼ間違いなくペナルティをもらいます。

ですので、雇用契約書 をちゃんと締結して、労働基準監督署とハローワークでしかるべき手続きをしてください。

2.週1,2程度で採用

人を雇った経験がないと、どのように仕事を振ったらいいのかわからないことがあります。

外注さんとは違い、アルバイトの場合は同じ空間で作業をすることになるので、教えることは同じようで同じではありません。

教えてばかりで、気づいたら全然作業をしてもらっていなかったなんてことも、結構あるあるです。

ですので、いきなり週4,5回勤務ではなく、まずは週1,2回で募集するのがオススメですよ。それで人を雇うということがどういうことなのか感触を掴んでから、出勤日数を増やしてもらいましょう。

3.社会保険に入るのはよく考えてから

アルバイトやパートでも一定の条件を満たした場合は、社会保険に入らないといけません。詳しい条件は記載しませんが、週4回8時間勤務など、社員とほぼ変わらない時間を働いてもらうようであれば社会保険に入る必要があります。

もちろん、社会保険に入ることはアルバイトにとって良いことなので、入ってあげるほうが良いのですが、その分会社が負担する保険の金額が増えます。会社として体力が無いときに社会保険に入るとかなり負担になりますので、ある程度ビジネスが軌道に乗ってきた時点で社会保険に入った方がオススメです。

4.契約期間を短く設定する

雇用契約書を締結する際に、雇用期間を記載する必要があります。契約書に記載した期間は基本的に雇用を続けなくてはいけません。

アルバイトの方がちゃんと仕事を覚えないからといった理由や、態度が悪いからといった理由でも解雇出来ない場合がほとんどです。

ですので、契約する際はまずは2、3か月で契約して様子を見るようにしましょう。

それで、引き続き働いてもらいたいと思うのであれば次は6カ月など、徐々に契約期間を増やしていけばいいのです。

5.甘い対応はしない

アルバイトを雇った場合、嫌われたくないという理由などから、最初のうちは優しくしてしまいがちです。

あまりにも甘い対応してしまうと、後々厳しくしていったときに相手から不満が出る原因になります。また、自分が負担しなければいけない作業が増えるので、本末転倒になります。

ですので、最初から厳しくしろとは言いませんが、正しいこと・悪いことというのははっきりさせておいた方が良いでしょう。甘やかしていいことはありません。

これは外注さんを雇うときも同じです。

6.監視カメラをつけておく

もし会社にアルバイトしかいない時間ができるようならば、監視カメラは付けておきましょう。

○○が無くなったなど、お互い余計なトラブルを起こさないようにするためです。

雇うべき人

一度アルバイトとして雇うと、すぐには解雇できないと書きました。では、どんな人をアルバイトとして雇うのが良いんでしょうか?

個人的にアルバイトを雇う際に重視したいことを箇条書きにしてみました。

マスト事項

・嘘をつかない
・仕事を投げ出さない
・遅刻や欠席をしない
・ホウレンソウ(報告・連絡・相談)ができる

ベター事項

・融通が利く
・率先して仕事に取り掛かる
・言われていないことにも取り掛かる

まとめ

以上、初めてアルバイトを雇う際に気をつけたいことについてまとめてみました。

外注さんを雇う感覚でアルバイトを雇ってしまうと、後々大きなトラブルを招く原因となります。

雇用関係となるので、雇い主側は雇用責任というものをしっかりと果たさなければいけません。

これからアルバイトを雇う予定という方は、ぜひ今回の記事を参考の上、アルバイトを募集するようにしてください